パワーかフォースかの本を読んでみました。今までの自分のものの見方にもハッとさせられるような内容もありました
読んでみてとても良かったと思っています
人生を整える、現実に活かせる精神性
はじめに:「スピリチュアルだけど、ふわふわしていない」感覚
スピリチュアルに関心はあっても、「なんとなく現実感がない」「地に足がついていない」と感じることはありませんか?
私自身もそうで、どこか“ふんわり”した世界に傾きすぎると、日常に活かすのが難しいと感じてきました。
そんな中出会ったのが、デヴィッド・R・ホーキンズの著書『パワーか、フォースか』です。
スピリチュアルな視点をベースにしながらも、非常に論理的かつ実用的。「波動」「意識の状態」「感情のエネルギー」といった言葉が、現実の行動や人間関係にどう影響するのかを、具体的に解き明かしてくれました。
感情のスケールとは?──波動のレベルを数値化するという視点
この本の中で特に印象的だったのが、「感情のエネルギーレベル(波動)」という概念です。
ホーキンズ博士は、感情を次のようなスケールで数値化しています(例):
| 意識レベル | 感情 | 人生の見方 | プロセス |
|---|---|---|---|
| 700-1000 | 悟り | 言葉を超えた | 純粋な意識 |
| 600 | 平和 | 完璧 | 啓示 |
| 540 | 喜び | 完全な愛 | 内面の輝き |
| 500 | 愛 | 思いやり | 理解する |
| 400 | 理性 | 意味のある | 抽象化 |
| 350 | 受容 | 調和 | 超越 |
| 310 | 意欲 | 希望 | 意欲を持つ |
| 250 | 中立 | 満足 | 解放 |
| 200 | 勇気 | 実行可能 | 力を得る |
| 175 | プライド | 要求的 | 拡張 |
| 150 | 怒り | 敵対的 | 攻撃 |
| 125 | 欲望 | 失望 | 渇望 |
| 100 | 恐れ | 危険 | 撤退 |
| 75 | 悲しみ | 絶望 | 放棄 |
| 50 | 無感動 | 絶望的 | 萎縮 |
| 30 | 罪悪感 | 非難 | 破壊 |
| 20 | 恥 | 屈辱 | 抹消 |
このスケールは、一見「優劣」や「正しさ」のように捉えがちですが、そうではありません。
**人を評価するために使うのではなく、自分の状態を知るための“気づきの地図”**なんです。
感情は流れるもの。「今の自分の状態」に気づくだけでいい
重要なのは、「人は常にどこかひとつの感情に固定されているわけではない」ということ。
朝は平和で穏やかだったのに、仕事でトラブルが起きてイライラし、夜にはちょっとしたことで落ち込む…そんなふうに、感情は一日の中でも上下します。
だから、感情のスケールを「いつも高い波動にいないとダメ」というプレッシャーに使う必要はありません。
「あ、今はちょっと怒りに飲み込まれてるな」
「最近、無意識に人をジャッジしてたかも」
「今は穏やかで、ありがたい気持ちでいられる」
そんなふうに、今の自分の状態に“気づく”ことこそが、最も大切な実践です。
自分の波動が、周囲に影響する
私が特に共感したのは、「自分の感情や波動が、他人や出来事に影響する」という視点です。
たとえば、以前の私は表面上は穏やかでも、内心では人に対してイライラしていたり、つい批判的になっていました。
そのときはなぜか、職場でもトラブルが多く、周囲との摩擦も起きやすかった。
でも、「相手をどうにかしよう」とするのではなく、「まず自分の波動を整える」ことを意識し始めたら、自然と人間関係も穏やかになっていったんです。
波動は目に見えないけれど、確実に伝わるもの。
だからこそ、自分を整えることが周囲への一番の影響になる。
この視点は、私にとってとても大きな転換でした。
フォース(強制)ではなく、パワー(自然な力)で生きる
本書の核心は、「フォース」と「パワー」という、2つのエネルギーの違いにあります。
- フォース(Force):無理やり動かす力。怒り・操作・支配・押し付け。
- パワー(Power):自然に生まれる力。信頼・理解・受容・感謝。
何かを達成しようとするとき、私たちはつい「頑張ってなんとかしよう」と力みがち。でも、それはフォースの生き方です。
逆に、自分を整えた状態で、自然に行動し、人と接していくことが、もっとも大きな影響力=パワーになります。
日常で実践できる「波動を整える習慣」
感情や波動を整えることは、特別な修行ではなく、日常で簡単に取り入れられます。
◎ 1. 感情を認めて、否定しない
怒り、嫉妬、不安…ネガティブな感情を感じたら、「これはダメだ」と否定せず、「今、自分はこう感じてるんだな」と受け入れる。
◎ 2. ジャッジを手放す
他人を見て「なんであの人は…」と思ったとき、自分がジャッジモードに入っていることに気づく。
それに気づくだけで、波動が少し整います。
◎ 3. 感謝の習慣を持つ
朝起きたとき、寝る前、食事のときに、ほんの一言「ありがとう」と意識的に感じる。
これは驚くほどエネルギーを変えてくれます。
「なぜかうまくいかない人」にこそ知ってほしいこと
「頑張ってるのに報われない」
「いつも同じパターンで人間関係が壊れる」
「なんとなく空回りしてる」
そんなふうに感じる人は、もしかしたら外側ばかりを変えようとしていたのかもしれません。
でも本当に変化が起きるのは、自分の“内側”を整えたときです。
波動を整えるとは、自分の心とエネルギーを微調整していくこと。
それが、結果的に人生の流れを変えていく鍵になります。
おわりに:精神性は「現実に根ざした生き方」
スピリチュアルや精神性という言葉は、どこか現実離れして聞こえることもあります。
でも、本当に意味のある精神性とは、「日常での在り方」そのもの。
自分の感情に気づく
波動を整える
人や出来事に優しさを向ける
高いエネルギーで、自分自身を満たしていく
それらはすべて、「実際に生き方として選び取れること」なのです。
『パワーか、フォースか』は、スピリチュアルを“現実の中で育てていく”ヒントをたくさん与えてくれる一冊でした。
自分自身を見つめ、整える旅は、今日からでも始められます。私自身も普段の生活の中で心で感じたことにより感情が偏らないように、いろんな角度から物事を見るように心がけています。
感謝、や、ありがとうにも自分の都合の良い時だけでなく、一見良くない出来事にも、感謝があるんじゃないかと感じました。
自分を見つめる1冊にお勧めです!



