―大人の女性が身につけたい「思いやり」と「節度」―
読書は私にとって、日々の生活の中で立ち止まり、自分を見つめ直すきっかけをくれる時間です。とくに啓発書に触れると、「そうだった」と忘れていた大切なことを思い出させてくれます。
今回は、坂東眞理子さんのベストセラー『女性の品格』をご紹介したいと思います。
この本は、単なるマナーや礼儀を説くだけではなく、「どう生きるか」「どんな女性でありたいか」を静かに問いかけてくれる一冊です。
🫧コロナ禍で気づいた、心の疲れと人間関係の難しさ
数年前のコロナ禍は、私たちの人間関係にもさまざまな影響を与えました。
外出自粛やマスク生活の中で、他人との距離感が変わったり、ネット上の意見に心が揺れたり……。ふとした言葉に敏感になり、人を良い・悪いで判断してしまいそうになることもありました。
そんな中で『女性の品格』に出会い、特に「品格ある人間関係」という章が心に残りました。
🌷他人のプライバシーを詮索しない
「家はどこ?」「子どもはどこの学校?」「保険は?」「ご主人の仕事は?」といった話題は、つい女性同士の会話の中で出てしまいがちです。よそのお宅のお金のことも詮索しないというのは相手を嫌な気持ちにさせない配慮だと思います。
それがすぐに悪意あるものとは限らず、むしろ親しみからくるものだったりもします。でも、この本ではそういった無意識の詮索こそが、相手を疲れさせ、関係性を曇らせる原因になると教えてくれます。
聞かなくてもよいことは聞かない。詮索ではなく、信頼でつながる関係を大切にしたいですね。
🌼悪口・批判・噂話をしない
どこかで耳にした噂を、どこかで誰かに伝えてしまう。
それが癖になると、知らず知らずのうちに「信頼されない人」になってしまいます。
この本では、品格ある女性は「人のいないところでこそ人をほめる」とも書かれていました。陰口よりも、陰で褒める――そんな姿勢を持ちたいと感じました。
思考がそうであれば、言葉も自然と丁寧に、やさしくなっていくのかもしれません。
🪷「感情をコントロールする力」を身につける
女性は感受性が豊かだからこそ、喜びも悲しみも深く感じ取るもの。
でも、大人の女性に求められるのは「感情のままに動かない冷静さ」だと、坂東さんは語ります。
たとえば、イライラをそのまま態度に出す、感情に流されて相手を傷つける。そんな場面こそ、一呼吸おいて、自分の言葉や表情を整える意識が大切だと教えられました。
品格とは、感情をうまく整えられる力でもあるのだと感じました。
🕊言葉遣いに心を込める
丁寧な言葉遣いは、相手を大切に思っている証でもあります。
「ありがとう」「ごめんなさい」「お世話になりました」といった言葉を、どんなときでも自然に言えること――これは年齢を重ねるほど、より美しく映るように思います。
また、言い回し一つでその人の品格がにじみ出ることもあります。
たとえば、「どうしてそんなことするの?」ではなく「何か事情があったのかな?」と尋ねるだけで、会話の空気がぐっとやわらかくなることも。
言葉選びを大切にすることも、品格の一つなんですね。
言葉は本当に気を付けて使える言うになるのが大切だと思います。話す言葉だけでなくsnsなんかでも気を付けて人を傷つけない言葉を選ぶように井戸考えて投稿するのは大切なのかと思います。
🌙ひとりの時間を大切にする
『女性の品格』では、「一人の時間を持てる人は、自立した女性」とも書かれています。
常に誰かと一緒にいなければ不安、という状態ではなく、自分のために静かな時間を持つ。その中で、自分自身の心と向き合い、整える。
そうした“ひとりの充実”が、誰かと一緒にいるときの余裕や、やさしさにつながっていくのかもしれません。
✨まとめ:無理をせず、節度と優しさを持って生きる
『女性の品格』は、今の自分の在り方を見つめ直す、やさしくも力強いヒントをくれる本でした。
年齢やライフステージによって、人付き合いの悩みや疲れは変わっていくもの。でも、どの段階においても大切なのは、「自分らしく、でも思いやりを忘れない」ことだと思います。
人との関係に悩んだとき、自分の言動を少し見直したいとき、この本をそっと開いてみてはいかがでしょうか。
きっと、今のあなたに必要な一言が見つかるはずです。
📚おまけ:『女性の品格』はこんな人におすすめ
- 人間関係に少し疲れている方
- 職場やママ友との距離感に悩んでいる方
- 年齢を重ねて、これからの“女性らしさ”を見つめ直したい方
- 自分の言葉や態度を見つめ直したいと思っている方
とても読みやすくおすすめの本です。
私もこの本は手放さずに、手元においてたまに読み返しています。


